平成19年 第4回定例会

平成19年第4回東京都議会定例会が平成19年12月4日から19日まで開催されました。このうち11日には代表質問、12日には一般質問が行われ、公明党は福祉、住宅、医療、環境など多彩な分野で具体的提案を行い、都側も積極的な姿勢を示しました。なお、同定例には「東京都心身障害者扶養共済制度条例」の新設、キャバクラ等へのスカウトを禁止する「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」の改正など条例21件などが提案され、いずれも賛成多数で可決されました。

医 療

後期高齢者医療、都が財政支援を!

 来年4月から実施される後期高齢者医療制度について、都として実施主体の広域連合に財政支援をすべきとしたのに対し、「制度の円滑な実施に向けて効果的な支援策を検討していく」と前向きに答えました。

「がん在宅緩和ケア支援センター」を区部にも!

 がん対策のため、都の在宅緩和ケア支援センターを23区内にも早急に開設するよう求めたのに対し、「都民へ広く緩和センターを普及するため、区部へも設置していく」と述べました。

女医の定着・復職支援を!

 医師全体の勤務環境改善のため、女性医師への支援策を求めたのに対し、「短時間勤務の導入、当直制度の見直し、医療補助者の活用等、病院勤務医師の負担軽減に向けた医療機関の取り組みを支援していく」と積極的な対応を約しました。

住宅対策

都営住宅は建替え中心に

 都営住宅について、スーパーリフォームに代わって建替え中心とすべきとしたのに対し、「昭和40年代に建設の住宅に(建替え)対象範囲を広げ、規模を年間4,000戸程度まで段階的に拡大する」との見解を明らかにしました。

都営住宅エレベータに防犯カメラを

 今後、建替え等を行う都営住宅のエレベータ内に防犯カメラを設置していく。また、災害時の閉じ込め防止のため、地震の初期微動(P波)を感知し、最寄階に停止する装置を順次設置する。

福 祉

シルバーパス継続せよ

 シルバーパス事業の平成20年度の継続を求めたのに対し、「来年度も経過措置を継続することについて、ご指摘の点なども踏まえて適切に検討していく」と前向きな意向を示しました。

環 境

温暖化対策に「適応策」の視点

 温暖化対策を進めるには、CO2排出削減といった温暖化の「緩和策」に加えて、温暖化被害をできるだけ小さくするための対策である「適応策」の重要性を指摘。これに対し、都はその必要性を認め、検討していく考えを示しました。このほか、
  1. 温暖化防止の啓発・広報活動、情報提供などを行う「地球温暖化防止推進センター」の早期設置
  2. CO2削減に役立つエコバッグや風呂敷などオリンピック招致ロゴを入れて、温暖化防止と五輪招致を連動させた運動の展開
などを提案しました。

お知らせ

建設関連中小企業支援融資を緊急実施

 2007年6月の建設確認・検査の厳格化を内容とした改正建築基準法の施行に伴って経営が悪化している中小企業者等に対し、低利な融資が受けられるようになりました。
  • 対象者:改正建築基準法施行で、影響を受けている建築業者、住宅供給事業者、建築士事務所、建材業者、民間確認検査機関等の中小企業者及び組合
  • 問合せ;東京都産業労働局金融課 TEL.03-5320-4873
 
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